2025年5月3日
日本では、季節折々いろんな行事やイベントがありますよね。冬には正月や節分、春にはひなまつりやこどもの日、夏には七夕や夏祭り、秋には十五夜など、皆さん工夫して楽しんでいると思います。ただ、毎年同じだな、今年はどうしよう、と思ったことはありませんか?そんな時のヒントになればいいなと思います。
ドイツの現地校ではあまり実験をしないという保護者の声を聞いて、「デュースブルグ日本語学校でんでんむし」小学生クラスの子どもたちと、私が小学校の頃にやった「月の満ち欠け実験」を再現しました。
🌕実験のやり方
【対象年齢】6-10歳
【導入】お月様の形が毎日変わることを話す。その際に、「月」「太陽」「光」「満月」「半月」「三日月」などの用語をチェックをしておく。
【準備するもの】ボール2個(大・小あると尚よい)、大きめの懐中電灯、暗い部屋、大人の協力者2人。
【手順】
1. 部屋の真ん中に机などを置いて、大きい方のボールをその上に固定する
2. 部屋を暗くする
3. 大人①が懐中電灯を持つ
4. 大人②が小さいボールを持って、A地点から45度ずつ移動する
(※その際、腕を伸ばして、ボールを持つとよい)
5. 各地点でどこが光っていて、どこが陰になっているか一緒に確認をする
🌖実験を終えて
子どもたちは、真っ暗な教室での非日常感をワクワクと楽しんでいました。プリントも使って、クラスみんなで一緒にお月様について勉強をしたことで、ある男の子は月や星に興味が出てきたようで、家に帰って自分でもっと調べたそうです。また、あるお母さんからは、一緒に夜空を見上げて、「今日はこんなお月様だ」とか「先週より大きくなったね」など、家族との会話が弾んだと教えてもらいました。
🌗おわりにかえて
お月見にちなんで、月の満ち欠けの実験について紹介させていただきました。学校教育を日本で受けたことのある皆さん、理科の時間に、案外いろんな実験をやっていたかもしれませんね!今回は身近な道具でできることを紹介しましたが、ぜひ振り返ってみて、いろいろと試してみてください。学ぶことも大事ですが、実験をしてみることで、自身の興味につながったり、家族とのコミュニケーションのきっかけになってくれたら嬉しいです。
【実験に役立つサイト】
科学実験データベース https://proto-ex.com/index.html
試してフシギ https://site.ngk.co.jp/try/
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別井那麻 (BETSUI Nao)
「デュースブルグ日本語学校でんでんむし」で、キッズ・ユースグループ(7歳~17歳)を担当。元日本語教師。現在は会社勤めをしながら、欧州日本語親子キャンプの運営スタッフとして、毎年のキャンプ作りとそこで協力してくれる複言語のリーダー達の育成に携わっている。