2021年7月8日
【2021年2月27日開催】ワークショップ「わたし語ポートフォリオ」 ー 〈複言語・複文化〉という考え方を知って、子どもたちの〈できること〉を見つめよう!
●オンラインフォーラム 2日目、ワークショップを開催しました。
2月26、27日、国際交流基金ケルン日本文化会館の主催で、「複言語ファミリーにおける日本語学習」というテーマのもとオンラインフォーラムが開かれました。
チーム・もっとつなぐは、フォーラム2日目のワークショップを担当し、60名近い参加者のみなさんとヨーロッパ発祥の「複言語・複文化 (plurilingual, pluricultural)」という考え方を共有し、グループワークをとおして、子どもたちがここドイツで「日本語を学ぶ意味」そして「日本語」をつかって「できる、さまざまなこと」について一緒に考えました。
ワークショップでは、4人1組に分かれて、事前タスクの「言語ポートレイト」を見せ合ったり、それぞれの日々の言語使用の様子をふり返ったりしながら、自分の中にある複数のことばの存在(=わたし語)」に意識を向ける活動をしました。
日ごろ見過ごしがちな子どもたちの「できる!」をGoogleスライドに書き出す作業を通して、子どもたちの「わたし語」の中の日本語の可能性、とくに仲介能力(仲をとりもつ力 mediation)に着目していきました。
最後に、家庭で親子がいっしょに取り組む『わたし語ポートフォリオ』を紹介し、3時間のワークショップを終えました。当日のパワーポイント資料はこちらからご覧になれます。