ケルン日本文化会館

『世界につながる子どもたちの日本語教育-青少年日本語教育の視点と方法』@ベルリン日本語教育セミナー(2019年2月9日)

ケルン日本文化会館は、ベルリン日独センターとの共催で、毎年2月にベルリン日本語教育セミナーを開催しています。

2019年のテーマは「青少年日本語教育」という、継承語教育、補習校、ギムナジウムでの日本語教育を包括したテーマを掲げ、トムソン木下千尋氏(豪州、ニューサウスウェールズ大学)に基調講演をお願いしました。また、ワークショップでは、再び「チーム・もっとつなぐ」のメンバーと協働することになりました。

それに加え、午後のパネルセッションでは補習授業校の先生方から「読み聞かせと読書」「劇学習の取り組み」についてご発表いただき、ギムナジウムの先生方からも活発な交流活動の様子やITを取り入れた新しい活動、「社会とのつながりを意識したプロジェクト」をご紹介していただきました。当日の配布資料をご覧ください。

セミナーを企画する側としては「青少年日本語教育」と一括りにすることに不安がありましたが、全体が「つながる力」というキーワードでまとまることができました。参加者からも「異なる機関の話が聞けてよかった」「ネットワークの大切さを理解した」との感想を多くいただきました。