チーム・もっとつなぐ

【ワークショップ報告】 「やってみよう!親子でいっしょに『わたし語ポートフォリオ』」(2025年10月11日)

この秋(10月11日)ケルン日本文化会館との共催で、私たちチームもっとつなぐは、対面ワークショップイベント「やってみよう!親子でいっしょに『わたし語ポートフォリオ』」を実施しました。12組の複言語ファミリーがつどい、10時半から午後3時まで、おしゃべりと朗らかな笑い声につつまれた楽しい土曜日となりました。

午前中は親子が別々の会場で過ごし、大人の皆さんには「わたし語ポートフォリオ」(通称「わたポト」)の理念を実体験するセミナーに参加していただきました。複数の言語と文化とともに育つ子どもたちの言語の習得と使用の様子、自己肯定感とアイデンティーとの関連などについて話し合い、さまざまな気づきを共有しました。また、参加者自身のお子さんが日本語で「できること(can do)」を、それぞれ付箋に書き出して、「わたポト」の「できることファイル」に貼るワークも行いました。

その間、子どもたちは「マイ招き猫」をつくるミニ文化体験ワークショップに参加しました(ケルン日本文化会館企画制作、文化体験教材「ちょこっと」を活用)。4歳から14歳までの約20人の複言語キッズが「縁起物って、なに?」「ドイツや日本には、どんな縁起物がある?」「自分が引き寄せたい『運』は?」といった質問について考え、アイデアを出しながら、自分だけのオリジナル招き猫を画用紙と色紙を使って自由に表現しました。さらに、折り紙でも招き猫づくりに挑戦しました。

昼食時にはお弁当を囲んで交流を深め、午後のセッションでは12組の複言語ファミリーが集まって、「わたポト」の「できることファイル」に親子でいっしょに取りくみました。

複言語キッズはみんな、「自分の中にある複数のことばの集合体(わたし語)」をフル稼働させ、その中の日本語を引き出しながら、いろいろな「できること 」を日々あらゆる場面で実践しています。午後のセッションでは、そのことに親子で気づき合い、周りの家族ともシェアし、たがいに「すごいね!」と認め合い、喜び合う時間を過ごしました。

さらに、子どもたちはおもちゃのマイクを手に、親子インタビューにも挑戦しました。「子どもの頃は何をして遊んでいたの?」「どんな家に住んでいた?」など、「できることファイル」の「家族インタビュー」欄を参考にしながら、自由に質問を考えて親に問いかけていく子どもたちの姿はとても頼もしく、輝いていました。「親に日本語でインタビューをして、いろいろな話を聞き出すことができる」… なんて素敵な「can do」なのでしょう!

最後には手作りの招き猫をかかげ、「にゃんにゃん」とポーズを決めて集合写真を撮りました。このような複言語ファミリー同士が気軽に集まって楽しく交流できる場を、今後も作っていければ幸いです。

 

🐱ワークショップの詳細は、こちらのポスターをご覧ください。

🐱2024年2月開催「わたポト」使い方セミナーの動画はこちらご覧いただけます。