【ご案内】海外在住ママ・パパと先生のオンライン集会(2026年6月6日)
昭和女子大学現代教育研究所所員の今西恵子先生(専門/乳幼児保育・教育、子育て支援、特別支援保育・教育)より、オンライン集会のご案内です。 ヨーロッパでは深夜の時間帯ですが、ご興味のある方は目覚まし時計をかけて奮ってご参加ください。(つなぐ編集部)
今回の集会では、 海外在住だからこそ大切にしたい「親子の絆」と、それを支える「園・学校の役割」について、皆さんと一緒に考えていきたいと考えております。
【開催概要】
日 時 : 2026 年 6 月 6 日(土) 日本時間/9 時 30 分~11 時 30 分 中央ヨーロッパ夏時間/2時30分~4時30分
形 式 : Zoom によるオンライン開催 内 容 : 遠藤 清香先生(昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授:公認心理士、臨床心理士)
講 演:「生涯にわたる幸せの基盤「愛着」― 考えてみませんか」「対話と Q&A から」「子育て応援メッセージ」 など
対 象 : 海外で子育てをする保護者の方々、海外の保育・幼児教育施設や学校に勤務する教職員の方々、他どなたでも
参加費 : 無料
お申し込みはこちらから:Forms
資料はこちらから: 共有リンク

昨年10月ケルン日本文化会館で実施した座談会の記事を公開しました。座談会は、チーム・もっとつなぐの結成10周年を記念して行われました。座談会の参加者はチーム・もっとつなぐから松尾馨さん、三輪聖さん、元ケルン大学客員研究員田島充士さん(東京外国語大学)、そしてケルン日本文化会館の村田春文館長です。記事は前半と後半にわかれた長編ですが、チームのみなさんの熱い思いが詰まっています。座談会記事は、ケルン日本文化会館のwebサイトで公開されています。どうぞご一読ください。
座談会記事はこちらからどうぞ。
複言語・複文化子育てネットワークより、オンラインイベントのお知らせです。
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「ドイツで子育てをして思ったこと−幼少期より大学生になるまで−」
【日時】 2026年6月28日(日)15:00~16:30(日本時間)/CEST 8:00~9:30
海外で子育てをする時、親はどのようなことを思うのでしょうか。複数言語環境で育つ子どもは、どのように成長していくのでしょうか。成長過程で、親は子どもに何ができるのでしょうか。大学生になるまでの子育てを振り返り、今、どんなことを思いますか。複数言語環境で子育てをしている人に伝えたいことは何でしょうか。ゲストのご経験を聞きながら、みなさんと語り合いたいと思っています。(ポスターはこちらから)
● お申し込みはこちらから
【ゲスト】三輪 聖(みわ せい)さん
プロフィール:岡山大学・准教授。ドイツで長年、大学等で日本語教育に携わり、今年4月より現職。複数言語環境で成長する子どもたちを主な対象に「チーム・もっとつなぐ」のメンバーとして「わたし語ポートフォリオ」の実践をするなど、幅広い活躍をしている。2025年日本語教育学会「学会賞」受賞。

南半球より、「わたし語ポートフォリオ」ニュージーランド版の完成とオンライン公開の嬉しいお知らせが届きました!(つなぐ編集部)
2026年5月5日(こどもの日)、ポータルサイト「Aotearoa ふくふく~Aotearoa NZで複言語・複文化~」で、「わたし語ポートフォリオ ニュージーランド版」(以下、「NZ版」)がオンライン公開されました。
NZ版には、キウィ英語(Kiwi English. ニュージーランドで話される英語)での簡単な補助翻訳が添えられています。また、子どもたちのCanDoを集め、親子の対話をうながす「できることファイル」には、NZ版オリジナルのトピックが追加されるなど、アオテアロア(Aotearoa 先住民族マオリのことばで「ニュージーランド」を指す表現)の要素がふんだんに織り込まれています。

新たに加わったNZ版ならではのトピックは、「ニュージーランドの風景」(The Land of the Long White Cloud)。月の見え方の違いや月をめぐるマオリの伝承文化、マオリの新年「マタリキ(Matariki)」について、みんなで楽しくおしゃべりしながら探究できるような工夫が満載です。
NZ版を編集された中村シャンド清夏さんが完成にいたるまでの経緯を寄せてくださいました。
「2019年にオリジナルのドイツ(パイロット)版『わたポト』に出逢い*、2021年から多言語翻訳を募集していると伺い、いつかNZの文脈に合った形で紹介したいと願っていました。そして、2023年に宮内尚子さんとのご縁をいただき、2024年7月に翻案に着手、1年10カ月を経て、2026年5月5日(こどもの日)に公開の運びとなりました。」
NZ版の制作に注がれたお二人の熱意と行動力に心から敬意と感謝を表しつつ、「わたポトNZ版」がアオテアロアの日本につながる複言語の子どもたちに広く親しまれることを願っています。

*「わたポト」は、元々ドイツの〈チームもっとつなぐ〉が欧州言語ポートフォリオ(European Language Portfolio, ELP)を参考に開発・制作したもので、2019年にパイロット版を発表し、2021年3月からポータルサイト「つなぐ」で一般公開されています。オリジナルのドイツ版には、日本語を使わない家族のメンバーも取り組めるよう、見出しや声かけ文が簡単なドイツ語で記載されています。各国各地版は、このドイツ語で書かれた部分をそれぞれの言語に訳すだけでなく、各ページ下部に記載されている「おしゃべりのヒント」の内容をそれぞれの文化や社会に合わせて書き換えたり、NZ版のように新たなページを追加したり、まさに「言語と文化の翻訳」がなされています。NZ版の他に、これまでフランス版、オーストラリア版、アメリカ版が本サイトで公開され、利用登録をしていただくと無料ダウンロードできるようになっています。
嬉しいニュースが届きました。 私たち「チームもっとつなぐ」の仲間である三輪聖(みわ せい)さんが、この度、2025年度の日本語教育学会 学会賞を受賞されました!
欧州での継承語教育の推進や、本サイト「つなぐ」を通じた発信、そして「自分ごと」としての政治教育への貢献が高く評価されての受賞です。
来る5月には授賞式が行われる予定です。式典の様子や三輪さんの喜びの声などは、後日改めてこちらのサイトで詳しくお届けします。お楽しみに!
●2025年度日本語教育学会 各賞受賞者・受賞論文の詳細
https://www.nkg.or.jp/.assets/sho_2025_jyusho.pdf

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会より、研究大会(オンライン)の開催と発表募集のご案内です。
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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、来る8月10日(月)・8月11日(火)に「言語教育研究を社会に生かす〜学習者・家族・学校・コミュニティのウェルビーイングを共に育むために〜」をテーマとした2026年度の研究大会をオンラインで開催します。MHB学会は、国内外の幼児・児童・生徒・成人が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として活動しています。
MHBの領域において、教育実践をより良い形で実現しようとするとき、保護者・学校関係者・行政・地域社会など周囲の理解や制度的支援が得られないと現状改善が困難となる場面が少なくありません。そのような時、言語教育研究に何ができるでしょうか。研究を行うだけではなく、その研究の成果が社会で活用されることを前提としたとき、研究者や実践者などの関係者には何ができるでしょうか。
2026年度の大会は、この問いについて、多様な関係者が、立場や役割を超えてそれぞれの視点から具体的に検討する場としたいと考えています。初日にはパネルセッション、2日目にはワークショップと情報交換会を企画している他、会員による研究発表も例年通り行う予定です。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
一般参加の申込方法は後日あらためてご案内いたしますが、現在は発表を募集しております。世界各地に居住する方が参加しやすいように、3つの時間帯に分けて開催いたします。また、入会と同時に発表応募することも可能ですので、関心をお持ちの多くの方々のご応募を心よりお待ちしております。
<大会概要>
・日時:2026年8月10日(月)・8月11日(火)(日本時間; UTC+9)
・形態:オンライン
・テーマ:言語教育研究を社会に生かす
〜学習者・家族・学校・コミュニティのウェルビーイングを共に育むために〜
・参加費:会員・非会員ともに 5,000円
(ただし、期限までに2026年度年会費を納付済みの会員には割引クーポンを発行)
・発表募集締切:2026年 5月31日(日)23:59(日本時間; UTC+9)必着
MHB学会 2026年度大会実行委員
taikai@mhb.jp
https://mhb.jp/
<MHB学会の紹介>
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会は、国内外の幼児・児童・生徒・成人が読み書きも含むマルチリンガル能力を身につけられる言語教育の方法、理論、研究方法を探ることを目的として活動しています。対象領域の類型は以下の4つですが、本学会の特長の一つは、参加することによって、自分には身近ではない領域についても自然に出会い、理解を深め、関心を持つきっかけができることにあります。
【対象領域の類型】
・継承語としての海外日本語教育
・ろう・難聴児のためのバイリンガル教育
・文化的・言語的に多様な子ども(CLD児)の母語・継承語・バイリンガル教育(日本語教育を含む)
・国際学校・外国人学校児童生徒の言語教育、先住民族の言語の教育、複数言語育成を目指した外国語教育など各種言語教育(英語教育を含む)
本学会が年1回発行しているジャーナル『母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究』は全文を無償で公開しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://mhb.jp/about
チーム・もっとつなぐからお知らせです!
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この春、本サイトに「みんなの実践集」という新しいコーナーが加わりました! 同コーナーでは、「わたし語ポートフォリオ」(通称「わたポト」)を使った実践レポートや「こんなふうに応用すると良さそう!」といった活動アイデアを集めて紹介します。
親子のおしゃべりの様子や教室での取り組み、学校と家庭をつなげるツールとしての活用方法など、みなさんの「わたポト」体験をぜひお寄せください。気軽な「一言コメント」や複言語キッズがつくった「作品」の写真なども大歓迎です!
投稿方法については、後日あらためて本サイトでお伝えいたします。皆さんと一緒にこのコーナーを作っていくことを楽しみにしています!

🌸「わたポト」の紹介はこちらをご覧ください。
🌸 使い方セミナーの動画:https://tsunagu.jpf.go.jp/2024/11/05/3884/
🌸 こども向け動画:https://tsunagu.jpf.go.jp/2024/03/11/3571/
チーム・もっとつなぐからお知らせです!
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この春から、「わたし語ポートフォリオ」(通称「わたポト」)を使った実践レポートや「こんな風に活用すると良さそう!」といった活動アイデアを集めて、こちら「みんなの実践集」コーナーでご紹介します。
親子のおしゃべりの様子や教室での取り組み、学校と家庭をつなげるツールとしての活用方法など、みなさんの「わたポト」体験をぜひお寄せください。複言語キッズがつくった「作品」の写真や「一言コメント」なども大歓迎です!
投稿方法については、後日お伝えいたします。皆さんと一緒にこのコーナーを作っていくことを楽しみにしています!

🌸「わたポト」の紹介はこちらをご覧ください。
🌸 使い方セミナーの動画:https://tsunagu.jpf.go.jp/2024/11/05/3884/
🌸 こども向け動画:https://tsunagu.jpf.go.jp/2024/03/11/3571/
2025年10月にチームもっとつなぐとケルン日本文化会館(JKI)の共催で実施した「やってみよう!親子でいっしょに『わたし語ポートフォリオ』」の出張ワークショップを、2026年2月11日にカールスルーエ日本語学校で行いました。
今回は「出張ワークショップ」ということで、開催日時をカールスルーエ日本語学校の授業日に合わせ、水曜日の午後3時から5時25分としました。カールスルーエ日本語学校では通常授業が2コマありますが、その日は子どもが1コマ目の授業を受けている間に親セッションを行い、その後2コマ目の授業と放課後を使い親子合同セッションを行いました。

親セッションでは、講師のチームもっとつなぐ三輪聖さんから『わたし語ポートフォリオ』の概要について説明を受けたあと、「できることファイル」の内容を使って、子どもたちが日本語でできることをたくさん、たくさん書き出しました。最初はなかなか筆の進まない方も、考えているうちに次から次へと「できること」が思い浮かび、お子さんの無限の可能性に目を輝かせていらっしゃいました。また、親子合同セッションでは、親セッションで作成した「できること」をお子さんにプレゼントし、それをもとに親子で話し合ってもらいました。すると子どもの方から、こんなこともできる!あんなこともできる!と声があがり、それをさらに書き出して増やしていく姿が見られました。

ワークショップを通して親御さんからは「今まで日本語で彼女たちが何が出来るかと言うことを深く考えたことがなかったので、とても良い機会になりました。」「普段子どもとあまり話さないような会話をしたり、子どもが日本語でできることに目を向けたりするのはとても大事だと改めて気づくことができました。」などの声が寄せられました。また、「(お母さんと一緒に)二人でゆっくり考える時間ができて、楽しかったみたいです。」「楽しかった、と家に帰ってもう一度やってみようとしていました。」など、お子さんたちも楽しんでくれたようです。
『わたし語ポートフォリオ』を間に親子の対話を促進し、子どもは自分自身の、親御さんは自分の子どもの大きな可能性に目を向けるすばらしい時間となりました。次はどこで出張ワークショップをすることができるか、チームもっとつなぐメンバーも、私もこれからの展開にわくわくしています。(ケルン日本文化会館日本語教育アドバイザー 菊岡由夏)
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT) より、オンラインセミナーのご案内です。
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2026年3月29日(日)にハイブリッド(現地+オンライン)にて第22回セミナーを開催いたします。
テーマは「問い続けよう私たちの実践 ―はじまりと、今と、これからと―」です。今回は複言語・複文化ワークショップ実践とバンコクの継承語教室の実践報告があります。ワークショップ実践の部では、民族学級、母語教室という異なる現場で、それぞれの課題に取り組む実践者が登壇します。そして、言語活動実践の部では、継承語教室の全クラスの実践者たちが登壇します。
これらの実践はどんな問いから始まったのでしょうか。それぞれの実践報告を、参加者が自身の実践と往還させ、改めて自身の実践を問い、また問い続けていくことを目指します。
保護者や教師の方に限らず、子どものことばに関心のあるみなさまにご参加いただけますと幸いです。周りの方にもぜひお声がけください。詳細は下記、添付のポスター、および本研究会ウェブサイトをご覧ください。
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第22回セミナー
問い続けよう私たちの実践 ―はじまりと、今と、これからと―
【日時】 2026年3月29日(日)10:30~16:30(タイ時間)/CEST 3:30~4:30
【会場】 ハイブリッド型
● バンコク・タイ国日本人会別館(1st Fl. Citi Resort Sukhumvit 39 Annex, 181/9 Soi 39 Sukhumvit Rd., Bangkok 10110 ※Googleマップ ※BTSプロンポン駅が最寄り)
● Zoomミーティング
【コメンテーター】 池上摩希子氏(早稲田大学)、舘岡洋子氏(早稲田大学)
【参加費】
①現地参加費 200バーツ(タイ国内の学生のみ50バーツ)
②オンライン参加費 300バーツ(タイ国内の学生のみ50バーツ)
【主催】タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT)
■ プログラム・お申し込み:https://jmherat2006.wixsite.com/jmherat/post/22nd-seminar-announcement
■ 問い合わせ先:jmherat@gmail.com
■ 研究会HP:https://jmherat2006.wixsite.com/jmherat
タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT)
運営委員
ゆうきさん(ドイツ在住)とみきさん(フランス在住)から、「みんなでアートを味わう鑑賞会」のご案内です。作者や表現の工夫、時代とのつながりを知って、好奇心と想像力をひろげましょう!
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おしゃべり鑑賞会
オンラインの対話型美術鑑賞会
2026年春学期(3月〜6月)水曜日計4回(受講料40ユーロ)を予定
【講 師】
アート好きの日本語講師(ドイツ在住)ゆうき
美術家で日本語講師(フランス在住)みき
【参加条件】
対象は7歳から15歳ぐらい、日本語での日常会話がある程度できること
【無料体験会】
日時:2月24日(火)、 3月4日(水)
CET 18:00-19:00 Zoom開催
● 両日とも内容は同じ 締め切りは2日前
● ポスターはこちらから
● 申し込みと問い合わせフォームはこちら
● 体験会当日は、鑑賞会後にご希望保護者向けに本講座についての説明会あり
豪州繋生語研究会(Australian Network for Japanese as Community Language)より、オーストラリア版「わたし語ポートフォリオ」第2版がオンライン公開されたとの嬉しいニュースが届きました!(つなぐ編集部)
豪州繋生語研究会は、2021年夏に国際交流基金シドニー日本文化センターと協力し、「オーストラリア版『わたし語ポートフォリオ』」を作成しました。「わたし語ポートフォリオ」(以下、「わたポト」)は、親子が家庭でいっしょに取りくむ「ことばの育ち」の記録帖、そして「親子の対話」をうながすワークブックです。「わたし語」とは、一人ひとりが自分の中に持っている複数の言語レパートリーの総体のこと。「わたし語」の中には、家庭で話す言語、居住している国や地域で使う言語、学校で使用したり新たに習得したりしている言語、方言や位相語などさまざまな「ことば」が共存しています。
「わたポト」は、元々ドイツの〈チームもっとつなぐ〉が欧州言語ポートフォリオ(European Language Portfolio, ELP)を参考に開発・制作したもので、2021年3月からポータルサイト「つなぐ」で一般公開され、ご登録いただくと無料ダウンロードができるようになっています。元のドイツ版には、日本語を使わない家族のメンバーも取りくめるよう、見出しや声かけ文が簡単なドイツ語で記載されています。
そうしたドイツ語部分を翻訳するだけでなく、それぞれの文化や社会に合わせて内容を書き換え「言語と文化の翻訳」をほどこした「各国各地版」が、2021年から2025年末までにオーストラリア、フランス、アメリカで作成されています。また、2026年にはニュージーランド版も登場予定で、こちらはマオリ語も交えたニュージーランド英語とともに、南半球やニュージーランドの文化に特化した新しいページが加わります。
豪州繋生語研究会では、2021年のオーストラリア版初版制作段階から、「わたポト」に登場するキャラクターたちの話し方や文末表現を修正することで、本質主義的なメッセージ(国家、人種、性別などに不変的な性質があるという考え)が子どもたちに伝わらないよう、細かく丁寧に編集作業を進めてきました。今回も必要な改訂を反映させ、同研究会のホームページで第2版が公開され始めました。ぜひダウンロードページをご覧ください。

また、同研究会では2024年より「わたポト」を活用した対面型ワークショップを実施しています。2024年9月から11月にかけてシドニー、アデレード、パースの三都市で開催されたワークショップの詳細は、こちらにてご覧いただけます。2026年2月には、キャンベラとメルボルンでコミュニティーランゲージ校や図書館を会場に、児童・保護者・教師を対象としたワークショップの実施が予定されています。さらに、将来的には都市部にとどまらず、日本語話者が少ない地方(日本語過疎地域)へのアウトリーチ活動も計画されています。
南半球オーストラリアの大地では、子どもたちの「『わたし語』の中の日本語」がかれらの人生を豊かにする「繋生(ケイショウ)語」として、ひまわりが大地に根をはりやがて花を咲かせていくように、ゆっくりと大切に育まれています。

🌻「繋生(ケイショウ)語」という表現について詳しくお知りになりたい方は、オーストラリア繋生語研究会会長のトムソン木下千尋氏によるインタビュー音声をご参照ください。
🌻 オーストラリア版「わたし語ポートフォリオ」に関するお問い合わせは、豪州繋生語研究会までご連絡ください。【keisho.australia (at) gmail.com】