【動画紹介】多様なことばと生きる:Celebrating Voices, Embracing Diversity
「移動基盤社会デザインに寄与する継承語ネットワークの国際共同研究」チームより、動画完成のお知らせです。本ポータルサイトつなぐ内エッセイ集「複言語を生きよう!」にも寄稿してくださった先輩たちが出演しています。どうぞご覧ください。(つなぐ編集部)
母語とは?継承語とは?
動画『多様なことばと生きる:Celebrating Voices, Embracing Diversity』は、国内外のさまざまな継承語の形を紹介します。
継承語の多様な形を感じてみてください。
動画リンクはこちら: https://vimeo.com/1199954550?fe=sh&fl=pl
英語字幕付き動画:https://vimeo.com/1199808118
【出演】
比嘉 悟 (ボリビア)
塚本エベリネ (ブラジル)
シルバー・クリス (ブラジル)
三河尻 紀明 (中国)
中屋 留愛 (ペルー)
サンドラ・へフェリン (日本・ドイツ)
Katharina Antonia Michiko Tremmel (ドイツ-日本-メキシコ-ルクセンブルク)
Mario Sögtrop (ドイツ)
Céline Müller (ドイツ)
【制作】
坂本光代(上智大学)
岩崎典子(南山大学)
大川へナン(大谷大学)
松崎かおり(大阪大学大学院)
中家晶瑛(上智大学大学院)
シュルツ 二幸 キャサリン 渡邊(上智大学大学院)
三輪聖(チュービンゲン大学)
松田真希子(東京都立大学)
【編集協力】
朴基浩(映画監督)
本動画は以下の助成金を受けて制作されました。
(C)2026 科学研究費補助金 基盤研究A「移動基盤社会デザインに寄与する継承語ネットワークの国際共同研究」 (24H00090)
代表者:東京都立大学 松田真希子
公開日 2026年6月10日
Living with Diverse Languages: Embracing Voices, Celebrating Diversity
What is a mother tongue?
What is a heritage language?
This film introduces various forms of heritage languages both inside and outside of Japan.
We invite you to experience the diverse forms of heritage languages.
Cast:
Satoru Higa (Bolivia)
Eveline Tsukamoto (Brazil)
Chris Silva (Brazil)
Noriaki Mikajiri (China)
Lúa Lucia Bazán Araujo Nakaya (Peru)
Sandra Häfelin (Japan / Germany)
Katharina Antonia Michiko Tremmel (Germany – Japan – Mexico – Luxembourg)
Mario Sögtrop (Germany)
Céline Müller (Germany)
Production Team:
Noriko Iwasaki (Nanzan University)
Mitsuyo Sakamoto (Sophia University)
Renan Okawa (Otani University)
Kaori Matsuzaki (Osaka University Graduate School)
Shoei Nakaie (Sophia University Graduate School)
Schulz Niko Catherine Watanabe (Sophia University Graduate School)
Sei Miwa (University of Tübingen)
Makiko Matsuda (Tokyo Metropolitan University)
Cooperation:
Kiho Park (Filmmaker)
©︎2026 Grant-in-Aid for Scientific Research (A) International Collaborative Research on Translingual Networks Contributing to the Design of a Mobility-Based Society.
Project Number: 24H00090
Principal Investigator: Makiko Matsuda, Tokyo Metropolitan University
この秋、私たち〈チームもっとつなぐ〉は、JOES(公益財団法人海外子女教育振興財団)主催のオンラインセミナーに、講師として参加させていただくことになりました。複言語キッズの成長を見守っていらっしゃる世界中の方々と、オンラインで繋がれるのを楽しみにしております。セミナーの詳細は、下記JOESのメッセージをご覧ください。
弊財団では、昨年度より日本語・継承語教育に携わる先生方を対象としたオンラインセミナーを企画し、随時ご案内をさせていただいております。
今回は、2021年に「わたし語ポートフォリオ」を公開された、〈チームもっとつなぐ〉の先生方をお招きし、日本とつながる子どもたちの「ことば」と「きもち」について、皆さんと一緒に考えたいと思います。
今回のセミナーは日本語・継承語指導者の方々に加え、複言語環境に身を置くお子さんをお持ちの保護者の方々にもご参加いただけます。
【開催日時】2026年9月27日(日)
日本時間19:00~21:00/ドイツ時間12:00~14:00
※セミナーの詳細は、こちらのフライヤーをご参照ください。

※日付をまたぐ時差のある地域からのご参加の皆様、開催日にご注意ください。
お申込みURL: https://forms.cloud.microsoft/r/559NS6npUn
参加ご希望の方は下記フォームズにて、9月18日(金)までにお申し込みください。
皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
公益財団法人海外子女教育振興財団
事業部 在外校支援第一チーム 研修・日本語継承語教育支援担当 矢島 美奈
※「わたし語ポートフォリオ」とは:
『わたし語ポートフォリオ』は、親子が家庭でいっしょに取りくむ「ことばの育ち」の記録帳です。人生とともに変化していく、親子それぞれの「わたし語」を見つめます。およそ5歳から10歳の複言語キッズを対象にしていますが、アプローチによっては10代の中高生とも取り組める内容です。(「複言語キッズ」とは、毎日の生活の中で二つ以上のことばと文化に深いつながりをもっている子どもたちのことです。)(詳細は、こちら「つなぐ」のホームページをご参照ください。

つながる◯英国継承日本語ネットワーク(Tsunagaru ◯ Japanese Heritage Language Network in the UK)より、国際交流基金ロンドン日本文化センター主催の日本語教育セミナーのご案内が寄せられました。
●ご案内
本セミナーは、日本語教育の専門家をお招きし、「多言語環境で育つ子どもたちの『ことば』の世界 ~ことばの選び方から読み解こう~」と題して、多言語環境で育つ子どもたちのことばに関する講演と、国際交流基金ロンドン日本文化センターの日本語アドバイザーによる「GCSE&A-level日本語試験の基本情報」の2部構成でお送りします。「子どものことばの背景をもっと深く理解したい」「GCSEってどんなテストか知りたい」というみなさまのご参加をお待ちしております。なお、第2部はGCSEの概要をお知りになりたい保護者の方を対象としています。
●セミナー概要
タイトル: 多言語環境で育つ子どもたちの「ことば」の世界 ~ことばの選び方から読み解こう~
日 時: 2026年9月13日(日) 10時‐12時(英国時間)
形 態: オンライン/休憩など含み全120分
使用言語: 日本語
参加費: 無料
対 象: 英国内外で日本につながるお子さんを子育て中の保護者、日本語教師、本テーマに関心のある方ならどなたでも (第2部はGCSEの概要をお知りになりたい保護者の方を対象としています。)
●プログラム
第1部:多言語環境で育つ子どもたちの「ことば」の世界 ~ことばの選び方から読み解こう~
講 師:段上知里(だんじょうちさと)先生 ヨーク・セント・ジョン大学
時 間: 60分+Q&A
※第1部のみ録画編集し、後日参加申請者を対象に期間限定で公開予定です。
第2部: GCSE, A-level 日本語試験の基本情報
担 当:日本語アドバイザー 国際交流基金ロンドン日本文化センター
時 間:30分
●第1部 多言語環境で育つ子どもたちの「ことば」の世界 ~ことばの選び方から読み解こう~
セミナー要旨(講師から):子どもたちは、話す相手や状況に合わせて、驚くほど豊かに「ことば」を使い分けています。「どうしてここではこのことばを使ったのかな?」という疑問は、子どもが日々の生活で築いている人間関係や、その子なりの経験を知る大切なヒントになります。
今回は、継承語教育の視点から、私たち親や教師が子どもの「ことば」をどう見つめ、その使い分けに込められた意味をどう読み解けるのかをお話しします。家庭や学校、地域での具体的な子どもの姿(言語使用の事例)を見ながら、分かりやすく解説します。子どもたちの「ことば」の成長を支えるために、私たち大人はどんな視点を持つとよいのでしょうか。みなさんと一緒に、新しい気づきを見つけていきたいと思います。
●講師プロフィール
段上知里先生(PhD, SFHEA)
ヨーク・セント・ジョン大学の日本語および言語学の准教授。研究対象は、マルチリンガリズム、言語政策と実践、家族言語プランニングとメインテナンス、文化とアイデンティティに関する言語をめぐる諸課題など。また、多元的言語観の理論を教育実践していくことにも関心がある。
●お申込み: こちらから https://forms.cloud.microsoft/r/nEBgZSx1dx
※締め切り:2026年9月9日(水) 17時(英国時間)
お問合せ :国際交流基金ロンドン日本文化センター
チラシはこちらから
日本語言語科学特別講義/第165回NINJALコロキウム
「母語と継承語はなにがちがうのかー外国ルーツの子どもたちの言語教育を考える」開催のご案内
国立国語研究所・総合研究大学院大学 日本語言語科学コースでは、講師に高橋 朋子 近畿大学グローバルエデュケーションセンター教授をお招きし、日本語言語科学特別講義/第165回NINJALコロキウム「母語と継承語はなにがちがうのかー外国ルーツの子どもたちの言語教育を考える」を開催いたします。ぜひご参加ください。
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講師:高橋 朋子(近畿大学 グローバルエデュケーションセンター 教授)
開催日:2026年9月8日 (火) 15:10〜16:40
開催方法:対面とオンラインのハイブリッド形式で開催
(対面)国立国語研究所多目的室(東京都立川市緑町10-2)
(オンライン)Web会議サービスの「Zoom」を使用
定員:オンライン300名、対面50名
(先着順 ※定員に達し次第締め切ります)
参加申し込み締切:2026年9月3日(木)正午まで
参加申し込み、詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.ninjal.ac.jp/events_jp/20260908a/
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母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会では、2026年度研究大会のプログラム詳細を公開し、参加申込受付をしております。
今年度は、「言語教育研究を社会に生かす〜学習者・家族・学校・コミュニティのウェルビーイングを共に育むために〜」をテーマに、パネルセッション、ワークショップ、研究発表、情報交換会を行います。
開催日:2026年8月10日(月)・11日(火)
開催形式:オンライン(Zoom)
参加申込:https://mhb-2026.peatix.com/view
申込締切:2026年8月6日(木)23:59(日本時間)
プログラム詳細:http://bit.ly/4fdGKdW
会員による研究発表に加え、パネルセッション「共に創るウェルビーイング——地域日本語教育、障害者施策、カナダの教育プログラムを支える評価、3つの実践から学ぶ——」と、ワークショップ「ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)——社会問題の解決のための『情報の伝わりやすさ』を目指す——」も開催します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
MHB学会2026年度大会実行委員会
小澤伊久美・青木恵子・川田麻記・カルダー淑子・小幡佳菜絵・権野禎・ストゥルーベ友紀
taikai@mhb.jp
公益社団法人日本語教育学会は、日本語教育の研究・実践・情報交流の発展を促すため、日本語教育に貢献した個人や団体の功績をたたえ、各種の賞を授与しています。
2026年5月23日、日本語教育学会各賞の授賞式が、約170名の参加者に見守られ、オンラインで開催されました。
<チーム・もっとつなぐ>の立ち上げメンバーであり、市民性教育や政治教育の観点から言語教育に取り組んできた三輪聖(みわ・せい)さんが、「日本語教育学会 学会賞」を受賞しました。受賞メッセージはこちらからご覧いただけます。
最後に、この場をお借りして、日頃から私たちの活動を支えてくださっている皆さまに、チームもっとつなぐ一同、心より感謝申し上げます。

夏休みの短期体験プログラム「おためし地域留学」を実施している(財) 地域・教育魅力化プラットフォームより、今夏の企画のご案内です。(つなぐ編集部)
◆ 海外在住 中学2年生・3年生対象:「おためし地域留学」のご案内
海外在住の中学生・保護者の皆さまへ
夏休みの日本滞在中に、日本の高校生活や地域文化を体験してみませんか?
「日頃学んでいる日本語を、実際の交流の中で使ってみたい」
「同世代の日本の高校生と、生きた日本語で話してみたい」
「日本の高校や地域のリアルな雰囲気に触れてみたい」
「日本とのつながりや、これからの学びについて考えてみたい」
そんな思いをお持ちのご家庭へ、短期体験プログラム「おためし地域留学」をご案内します。
◆ 「おためし地域留学」とは?
日本各地の地域を舞台に、高校生活や地域での学びを体験する短期プログラムです。
海外在住の中学生向けには、【北海道大空町】・【宮崎県えびの市】の2地域で実施します。自然豊かな地域に滞在しながら、地域の高校生や住民の方々との交流、学校での活動体験、地域を舞台にした探究活動に取り組み、日本の学校と地域の両方に触れることができます。
◆ 継承日本語を学ぶ生徒の皆さまにおすすめの理由
1.学んできた日本語を、実際の対話の中で使える
現地の高校生や地域の方々と出会い、対話を重ねながら活動します。教室の外で日本語を使い、自分の考えや感じたことを自分の言葉で伝える経験は、日本語への自信につながります。
2.日本の同世代や、世界各地で育った仲間と出会える
参加者は、世界各地で異なる環境の中で育ってきた中学生たちです。日本語との向き合い方、日本との距離感、これからの学びについて、似た悩みや関心を持つ仲間と出会うことができます
3.日本とのつながりや、これからの学びを考えるきっかけになる
日本の高校や地域での暮らしを実際に体験することで、自身のルーツである日本を再発見し、将来の進路や日本との関わり方について考えるきっかけになります。
◆ 安全管理とサポート体制について
本プログラムは、日本全国170校以上の公立高校と連携し、「地域みらい留学」を運営する一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォームが主催しています。
滞在中の宿泊はホテルを利用し、スタッフが同行の上、安全管理体制を整えて運営いたします。
▼プログラムパンフレット
https://drive.google.com/file/d/1-ZGC3evqrjE0nvHIKJwHMrkqvsyrYAfi/view?usp=sharing
▼プログラム詳細・お申込み
・北海道プログラム:https://ozora-otameshi.peatix.com/view
・宮崎プログラム:https://ebino-otameshi.peatix.com/view
【オンライン個別相談も受付中】
参加にあたってご不安な点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。海外在住の皆さまの時差に合わせたオンライン個別説明やご相談も歓迎しております。
【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム
国際担当:本多宏江
TEL:+81-852-61-8866 / FAX:+81-852-61-8867
MAIL:global-connect@c-platform.or.jp
昭和女子大学現代教育研究所所員の今西恵子先生(専門/乳幼児保育・教育、子育て支援、特別支援保育・教育)より、オンライン集会のご案内です。 ヨーロッパでは深夜の時間帯ですが、ご興味のある方は目覚まし時計をかけて奮ってご参加ください。(つなぐ編集部)
今回の集会では、 海外在住だからこそ大切にしたい「親子の絆」と、それを支える「園・学校の役割」について、皆さんと一緒に考えていきたいと考えております。
【開催概要】
日 時 : 2026 年 6 月 6 日(土) 日本時間/9 時 30 分~11 時 30 分 中央ヨーロッパ夏時間/2時30分~4時30分
形 式 : Zoom によるオンライン開催 内 容 : 遠藤 清香先生(昭和女子大学人間社会学部初等教育学科教授:公認心理士、臨床心理士)
講 演:「生涯にわたる幸せの基盤「愛着」― 考えてみませんか」「対話と Q&A から」「子育て応援メッセージ」 など
対 象 : 海外で子育てをする保護者の方々、海外の保育・幼児教育施設や学校に勤務する教職員の方々、他どなたでも
参加費 : 無料
お申し込みはこちらから:Forms
資料はこちらから: 共有リンク

昨年10月ケルン日本文化会館で実施した座談会の記事を公開しました。座談会は、チーム・もっとつなぐの結成10周年を記念して行われました。座談会の参加者はチーム・もっとつなぐから松尾馨さん、三輪聖さん、元ケルン大学客員研究員田島充士さん(東京外国語大学)、そしてケルン日本文化会館の村田春文館長です。記事は前半と後半にわかれた長編ですが、チームのみなさんの熱い思いが詰まっています。座談会記事は、ケルン日本文化会館のwebサイトで公開されています。どうぞご一読ください。
座談会記事はこちらからどうぞ。
複言語・複文化子育てネットワークより、オンラインイベントのお知らせです。
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「ドイツで子育てをして思ったこと−幼少期より大学生になるまで−」
【日時】 2026年6月28日(日)15:00~16:30(日本時間)/CEST 8:00~9:30
海外で子育てをする時、親はどのようなことを思うのでしょうか。複数言語環境で育つ子どもは、どのように成長していくのでしょうか。成長過程で、親は子どもに何ができるのでしょうか。大学生になるまでの子育てを振り返り、今、どんなことを思いますか。複数言語環境で子育てをしている人に伝えたいことは何でしょうか。ゲストのご経験を聞きながら、みなさんと語り合いたいと思っています。(ポスターはこちらから)
● お申し込みはこちらから
【ゲスト】三輪 聖(みわ せい)さん
プロフィール:岡山大学・准教授。ドイツで長年、大学等で日本語教育に携わり、今年4月より現職。複数言語環境で成長する子どもたちを主な対象に「チーム・もっとつなぐ」のメンバーとして「わたし語ポートフォリオ」の実践をするなど、幅広い活躍をしている。2025年日本語教育学会「学会賞」受賞。

南半球より、「わたし語ポートフォリオ」ニュージーランド版の完成とオンライン公開の嬉しいお知らせが届きました!(つなぐ編集部)
2026年5月5日(こどもの日)、ポータルサイト「Aotearoa ふくふく~Aotearoa NZで複言語・複文化~」で、「わたし語ポートフォリオ ニュージーランド版」(以下、「NZ版」)がオンライン公開されました。
NZ版には、キウィ英語(Kiwi English. ニュージーランドで話される英語)での簡単な補助翻訳が添えられています。また、子どもたちのCanDoを集め、親子の対話をうながす「できることファイル」には、NZ版オリジナルのトピックが追加されるなど、アオテアロア(Aotearoa 先住民族マオリのことばで「ニュージーランド」を指す表現)の要素がふんだんに織り込まれています。

新たに加わったNZ版ならではのトピックは、「ニュージーランドの風景」(The Land of the Long White Cloud)。月の見え方の違いや月をめぐるマオリの伝承文化、マオリの新年「マタリキ(Matariki)」について、みんなで楽しくおしゃべりしながら探究できるような工夫が満載です。
NZ版を編集された中村シャンド清夏さんが完成にいたるまでの経緯を寄せてくださいました。
「2019年にオリジナルのドイツ(パイロット)版『わたポト』に出逢い*、2021年から多言語翻訳を募集していると伺い、いつかNZの文脈に合った形で紹介したいと願っていました。そして、2023年に宮内尚子さんとのご縁をいただき、2024年7月に翻案に着手、1年10カ月を経て、2026年5月5日(こどもの日)に公開の運びとなりました。」
NZ版の制作に注がれたお二人の熱意と行動力に心から敬意と感謝を表しつつ、「わたポトNZ版」がアオテアロアの日本につながる複言語の子どもたちに広く親しまれることを願っています。

*「わたポト」は、元々ドイツの〈チームもっとつなぐ〉が欧州言語ポートフォリオ(European Language Portfolio, ELP)を参考に開発・制作したもので、2019年にパイロット版を発表し、2021年3月からポータルサイト「つなぐ」で一般公開されています。オリジナルのドイツ版には、日本語を使わない家族のメンバーも取り組めるよう、見出しや声かけ文が簡単なドイツ語で記載されています。各国各地版は、このドイツ語で書かれた部分をそれぞれの言語に訳すだけでなく、各ページ下部に記載されている「おしゃべりのヒント」の内容をそれぞれの文化や社会に合わせて書き換えたり、NZ版のように新たなページを追加したり、まさに「言語と文化の翻訳」がなされています。NZ版の他に、これまでフランス版、オーストラリア版、アメリカ版が本サイトで公開され、利用登録をしていただくと無料ダウンロードできるようになっています。
嬉しいニュースが届きました。 私たち「チームもっとつなぐ」の仲間である三輪聖(みわ せい)さんが、この度、2025年度の日本語教育学会 学会賞を受賞されました!
欧州での継承語教育の推進や、本サイト「つなぐ」を通じた発信、そして「自分ごと」としての政治教育への貢献が高く評価されての受賞です。
来る5月には授賞式が行われる予定です。式典の様子や三輪さんの喜びの声などは、後日改めてこちらのサイトで詳しくお届けします。お楽しみに!
●2025年度日本語教育学会 各賞受賞者・受賞論文の詳細
https://www.nkg.or.jp/.assets/sho_2025_jyusho.pdf
